同じ境遇を求める心理
- 2018/6/7
- ブログ
大分昔、カウンセリングをしている時に、お客様から出た言葉
「〇〇していないからわからないでしょうね」
この〇〇に入る言葉としては、子供を産んだことがないから分からないでしょうね。
経験をしたことがないから分からないでしょうね。
ということを良く言われました。
このセリフをよく言う人は、自分と同じ気持ち、環境、状況じゃないと(相談する相手も同じく経験していないと)理解できません。という気持ちを持っています。
しかしこれは間違いであって、輪廻転生をしているので、今は子供がいなくても過去に経験をしているのでちゃーんと分かっています。
人はいろんなパターンを経験しているので大体が分かっています。
※答えを出すことも。
カウンセラー側からみると、解決したいから相談に来たんでしょう?
あなたの気持ちに同調して、理解して欲しいだけ?
愚痴を言いたいだけですか?
こういう人本当に多かったです。
結局このような言葉が出る方は、被害者意識が相当強い人です。
そして「一番私を理解してください」とか「可哀そうね~大変だったね」と言ってもらいたい方です。
「傷ついた私を癒してね」が真相です。
こういう方は、電話相談室(愚痴を聞いてもらうだけの業態)がありますので、こちらに電話してみるとよいです。
自分がどのタイプの人間か分かってないと、相談したとしても、相手が私みたいに、ばっさり切る人にあたったら癒されるどころか、核心をつくので傷ついたとなります。爆
結局、自分で決められないので、二度、三度、カウンセリングに来る。
そこに、カウンセラーとお客様の間に「依存」が発生する。
私がカウンセリングをやめた一番の原因は「依存」を発生させるからであります。
自立させて歩ませるために、ツールを開発して自分でやってもらう方向にシフトしました。
自分で決めて歩んで行かないといけないのだ。^^
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